インフルエンザウイルス感染症について

インフルエンザのイメージ写真

インフルエンザウイルスによる感染症で、ヒトに感染するのはA型とB型です。
典型的には1~2日程度の潜伏期間を経て突然の高熱、頭痛、悪寒、倦怠感などで発症します。

小児は脳炎の合併が多く(国内で100~200人/年)、老人や基礎疾患を有するひとでは重症化しやすいと言われています。
発症から48時間以内に抗ウイルス薬を開始すると高い効果が得られるので早期発見が大事なのですが、発症からある程度の時間(6~8時間以上)が経ってから検査を受けられた方が検査の精度が高くなります。

感染様式は飛沫感染、空気感染、接触感染で、手洗い、マスク着用が有効な予防方法です。
発症後5日が経過し、かつ解熱後2日(幼児は3日)経過すれば集団生活に復帰できます。

RSウイルス感染症

冬季に流行る風邪の一つで乳幼児に急性細気管支炎を起こします。
症状は多量の鼻汁、痰がらみの咳、発熱、ゼーゼーした息遣い(喘鳴)がみられます。
6か月未満の赤ちゃんはリスクが高く、無呼吸や重い呼吸困難を呈すると入院が必要になります。
中耳炎や細菌性肺炎の合併もしばしばみられ、体内からウイルスがいなくなった後も長期間喘鳴が続くことがあります。
症状と迅速診断キットの結果で診断します。特効薬はなく、治療は対症療法を行います。